株式会社エマリコくにたち

拝啓、うまい!に背景あり

社長のBLOG

2023.06.29

5周年の東京農サロン、まだまだ続く

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拝啓 東京農業を応援いただいている皆様

このブログは「拝啓 うまい!、に背景あり」というものなんですが、東京の農業にも、それぞれの生産者さんや地域ごとの背景があってじつに面白いです。
そんなことを感じさせてくれる企画が、赤坂見附の「東京農村」で5年間ずっと続けてきた『東京農サロン』です。東京農業関係者の勉強会兼交流会です。

東京農村がおかげさまで5周年ということで、振り返ってみると、、、
55回の開催でした。
コロナ禍で何回かお休みすることになったので60回に少し欠けてしまいましたが、ほぼ毎月欠かさずにやってきました。

先進的生産者さんお話を聞くこともあれば、都市農地法制についてディスカッションすることもあれば、流通や販路について勉強することもありました。

でもって、55回は、すべて東京農業という狭い分野についてのものです。
そうすると、そろそろネタも尽きてしまうのかな、と思われるかもしれないですが(私も最初はどこまでできるかな、と思っていたのですが)、むしろ逆なんですね。これが面白い。
まだまだ取り上げたいネタがたくさんあります。
200回は余裕ですね、と共同主催者の一人である小野淳さん(株式会社農天気・代表取締役)と話しているところです。

奇数月が特定の街を取り上げる「東京農サロン・ネオ」、偶数月はマニアックなテーマの「東京農サロン・ゼミ」をやっていますが、直近は以下のような予定です。
7月:立川市、8月:学校給食の地産地消、9月:あきる野市、10月:援農ボランティア、11月:渋谷区のアーバンファーミング。

この先もまだまだ取り上げたいテーマがたくさんあります。
ことほどさように、東京の農業は奥深いのです。
ぜひこの深い沼に一緒に入りませんか?

最後に、東京農村について少しだけ説明すると以下のような施設です。
■ど都心!国会議事堂も徒歩圏の赤坂見附駅前にあります。5階建て。
■4階と5階はキッチン付きシェアオフィス「東京農村クラブ」。「食と農でつながる、わ!」をコンセプトに、食農に関係する起業家や個人事業主が集まる場所になっています。利用者募集中です。
■1階から3階は飲食店で、1階の「野菜と酒 Sprout」では美味しい東京産野菜をいつも食べられます。(冒頭写真はSproutの外観)
■農家さんと消費者が、その収穫物を一緒に楽しむ食事会「農家と食べようin東京農村」も年2回ほど開催しています。
■WEB上では、東京農業についての情報交換板であるFacebookグループ「東京農サロンちゃんねる」があります。誰でも入れるので、ぜひのぞいてみてください。
■そして、「東京農サロン」は毎月第3水曜日の夜!ぜひお越しください。

※最新のイベント情報はTwitterから:@tokyonoson https://twitter.com/tokyonoson
※または、上記のFacebookグループ「東京農サロンちゃんねる」でもイベント情報をシェアしています。

最近は、現地赤坂エリアでこども食堂をやっているグループとつながったり、関西の農業勉強会の団体とつながったりと、東京農村起点のネットワークが広がってきているんですよ。

では、いつの日か東京農村でお会いしましょう~!

菱沼 勇介(ひしぬま ゆうすけ)
プロフィール

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株式会社エマリコくにたち代表取締役。
1982年12月27日生まれ。
農地のない街・神奈川県逗子市に育つ。
一橋大在学中に、国立市にて空き店舗を活かした商店街活性化活動に携わる。2005年に一橋大商学部卒業後、三井不動産、アビーム・コンサルティングを経て、国立に戻る。NPO法人地域自給くにたちの事務局長に就任し、「まちなか農業」と出会う。2011年、株式会社エマリコくにたちを創業。一般社団法人MURA理事。東京都オリジナル品種普及対策検討会委員(2019年度〜2021年度)。

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