株式会社エマリコくにたち

拝啓、うまい!に背景あり

社長のBLOG

2017.02.27

地元の特権、樹上完熟イチゴ!

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拝啓 東京農業を応援いただいている皆様

この季節、野菜の品目は少なくなってしまいますが、ひとつだけ大人気商材があります。

それはイチゴ、です!

先日、日野市・万願寺駅近く、篠崎さんのイチゴハウスを訪ねてきました。

イチゴは地産地消がオススメの野菜(果物?)として、トップ3に入ります。なぜか。

「樹上完熟」という言い方をするのですが、ほんとうに熟れるまで樹(という言い方をします)に付いている。だから味が濃いのです。大産地では、どうしても若いうちに採ってしまいます。輸送中に色はつくのですが、味は色ほどには濃くなりません。

さて、クイズです。篠崎さんのハウスには、大活躍しているボランティアが大勢います。誰でしょう?

それは、マルハナバチです!笑

人が近づくと逃げるので、写真はこれが精いっぱいでした。↓どこにいるのか、ぜんぜん見えませんよねえ。

まあ、彼女らはイチゴの花の蜜を集めているので、ボランティアとは言えないかも。

ずんぐりとした蜂が、花から花へ、せわしなく移っていくのを見ると可愛いらしいです。

イチゴのきれいな形は、蜂が頑張って受粉させているからなんですよ。人の手ではきれいな形にできません。自然の妙、というか。

イチゴは、蜂が手伝ってくれるとは言っても、毎日の管理が相当にたいへんな品目です。野菜のなかでは面積当たりの売上は高いのですが、そのかわりに休みを取れません。楽な仕事はないですね。

ともかくも、イチゴは地元の直売所で。だまされたと思って、ぜひ。

菱沼 勇介(ひしぬま ゆうすけ)
プロフィール

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株式会社エマリコくにたち代表取締役。
1982年12月27日生まれ。
農地のない街・神奈川県逗子市に育つ。
一橋大在学中に、国立市にて空き店舗を活かした商店街活性化活動に携わる。2005年に一橋大商学部卒業後、三井不動産、アビーム・コンサルティングを経て、国立に戻る。NPO法人地域自給くにたちの事務局長に就任し、「まちなか農業」と出会う。2011年、株式会社エマリコくにたちを創業。一般社団法人MURA理事。東京都オリジナル品種普及対策検討会委員(2019年度〜2021年度)。

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