旬は瞬間!10days
しゅんかしゅんかは、
地元の野菜が一番輝くときを知っている。
旬は瞬間。とくにおいしいタイミングはおよそ10days。
地元の旬で、みんなの食卓が楽しくなりますように。
- 1月
- 前
- 後
- 2月
- 前
- 後
- 3月
- 前
- 後
- 4月
- 前
- 後
- 5月
- 前
- 後
- 6月
- 前
- 後
- 7月
- 前
- 後
- 8月
- 前
- 後
- 9月
- 前
- 後
- 10月
- 前
- 後
- 11月
- 前
- 後
- 12月
- 前
- 後
の“10days”
ほうれん草
食卓の定番は冬に輝く
寒くなると甘くなる。それは野菜たちの宿命。凍結を防ぐために糖度を増し、低温のなかじっくりと育つから。ほうれん草は多摩エリアでとくに栽培が多い野菜です。1月はイチゴの収穫も本格化してきます。
寒玉キャベツ
ずっしり級のごちそう
寒くても肥大(ふと)っていく。健気な寒玉キャベツが1月後半の10days。気温が下がると甘みが増して、フライパンで焼けばそれだけで豪華な一品に。キャベツに限らず葉野菜の驚くような甘みに魅せられてほしい季節です。
こまつ菜
東京出身、東京育ち
小松菜は、東京を流れる小松川から命名された東京発祥の野菜。味が濃くなるだけでなく、茎がしっかりとするこの季節、こまつ菜ならではのパリパリ食感が一番楽しめます。炒め物や汁物、あるいは漬物でその存在が一層輝きます。
トマト(加温ハウス)
意外にもその瞬間は冬に来る
8月後半から9月以外、地元産トマトは店頭にいます。なかでも加温ハウスのトマトの甘さ、ジューシーさが最大になるのが日が長くなってくる2月です。桃太郎、麗夏、フルティカなど品種によって味わいが大きく異なるトマトは食べ比べもオススメです。
とくになし
真においしい旬の瞬間をお伝えするしゅんかしゅんか。最高の瞬間が訪れない季節もあります。
3月前半は、江戸東京野菜(伝統野菜)の東京うどとのらぼう菜が食卓を彩り始めます。
のらぼう菜、菜花
桜咲き、店頭にも春が来る。
アブラナ科の野菜は日照時間が長くなると花芽が出てきます。かわいい花々は、これから始まる地元野菜の最盛期、そのスタートを祝うかのよう。多摩エリア伝統ののらぼう菜、その味わいは濃く甘く、苦味がない。あらゆる料理に活躍します。
きゅうり(ハウス)、セロリ、タケノコ
まばたきする間もない一瞬の旬
春爛漫、百花繚乱。きゅうりは採れはじめの瞬間がイイ。実はきゅうりの美味しさは香りだから。香りといえばセロリもこの季節。朝に掘ったばかりのタケノコも店頭に並びます。セロリもタケノコもその収穫時期は一瞬で過ぎ去ります。見逃さないで。
アスパラガス、春のかぶ
ほんとうのアスパラを知ってますか?
率直に、採れたてのアスパラガスは、まったく別もの。甘みも香りも段違い。アスパラは多年草ですが、収穫される芽の部分は直前まで地面に隠れているので、あ!と思う間もなく急に出荷が増えます。柔らかい春のかぶも必食です。
春系キャベツ、スナップえんどう
みずみずして、やわらかくて、甘い
ゴールデンウィーク。うきうきする気分には、ふんわり柔らかな春系キャベツが似合います。冬のキャベツは加熱がいいけど、春のキャベツは生食で。スナップえんどうやソラマメは、多摩エリアでは5月が旬。同じ豆類でもインゲンはもうしばらくお待ちください。
トマト(無加温ハウス)
赤く、赤く、さらに赤く
トマトの旬は春。無加温ハウスのトマトは5月に“10days”がやってくる。輸送距離が短いから、目が痛いくらいに真っ赤になってから収穫できるのが地元産。だから、甘さはもちろん、うま味が乗る。グルタミン酸が豊富なトマトの本分は、糖度よりもうま味にある。
うめ、ズッキーニ
予感の季節。もうすぐお祭りがはじまる
雨が降ったら梅仕事。少し黄色がかった果実から漂ういい香りに癒されて。夏野菜の胎動が聞こえるこの季節、ズッキーニがその先鋒を担います。あまり“10days”が多くない6月頭。しかし、それは夏の盛大なお祭り前夜、その静けさなのです。
トウモロコシ
キングオブ直売所
さあ!来たぞ!直売所の王様、トウモロコシ!「お湯を沸かしてから収穫に行け」の格言どおり、鮮度こそ命と心得よ。甘さはもちろん、皮のやわらかさ、爽やかな香り。ナス、オクラ、ピーマン、ミニトマトといった夏野菜の収穫が始まって、心踊る店頭になっていきます。
エダマメ
プリンセスオブ直売所
直売所のもう一方の花形、エダマメ。おいしいエダマメは、しっかり大地の香りがします。暑くなっていく季節にビールのお供が出てくるタイミングの良さ。畑が乾燥しすぎると味も落ちるので、梅雨明け前後の“10days”がもっともオススメです。
オクラ、ナス
品種の多さもお祭り騒ぎ
この季節に畑を彩る大ぶりの花、それはオクラの花です。日光と多雨が大好きな果菜類であるオクラとナスが夏の盛りの“10days”。生食の水ナス、炒めに寺島ナス、焼きには西洋ナス……店頭は多彩なナスでてんやわんやの夏祭り。
ブルーベリー
収穫体験も楽しめる
暑い季節に盛り上がるのがブルーベリー。多摩エリアは国内栽培の発祥の地として知られ、摘み取り園も多いです。好みによるものの、酸味が控えめになり、甘みが最大化する8月前半を“10days”に。店頭では晩生種である茶豆系のエダマメが登場します。
いちじく
夏が終わり、秋がはじまる
実りの秋は果物シーズン。そのトップバッターは、いちじく。とろりとした食感がゆえに長距離輸送が難しく地元ならでは果実なのです。ぶどうも開始。店頭の野菜はモロヘイヤ、つるむらさき、かぼちゃそしてゴーヤ……夏の疲れた体に活力を。
栗
秋のはじまり、安らぎの味
栗ごはんがあるとどこかほっとします。騒がしかった夏が過ぎたころに出てくるからでしょうか?品種は「ぽろたん」から、大粒で味の濃い「利平」へとバトンが渡されます。多摩川流域が名産の梨もこの時期に出てきます。
とくになし
真においしい旬の瞬間をお伝えするしゅんかしゅんか。最高の瞬間が訪れない季節もあります。
9月後半は「はざかい期」。畑では秋冬の野菜がすくすくと育っている季節です。
ルッコラ
細身だがじつはパワフル
ルッコラのイメージって、どことなく爽やかな、でも淡泊な感じ?いやいや、旬のルッコラは味も香りもパワフルです。そして、多摩の田んぼでは稲刈りが始まります。秋がひたひたと深まっていきます。
落花生
トリック・オア・トリート
トリッキーな野菜たちの季節。炒るのと茹でるのでその表情がまったく変わるのは落花生。茹でたての食感と滋味深い香りはじつに美味。豆なのに地中に潜って結実する不思議なやつです。ヤマイモの「肉芽」、ムカゴも旬。ムカゴは受粉してないから実ではないけど、そこから増える。
葉付きダイコン、カリフラワー
ダイコンは葉こそが主役
秋が深まり、多摩エリアでは街ごとに農業まつりが開催される季節。イチオシは、葉付きのダイコン。採れたてのダイコン葉には爽やかな苦味があります。まったく嫌みのない苦味です。ブロッコリーより寒さにやや弱いカリフラワーはより早く“10days”が訪れます。
白かぶ、あやめ雪かぶ
食卓を支えるしっかり者
しっかり食感の秋のカブ。徐々に寒くなる季節、お煮物にして。この季節は肉質に密度があるから、煮汁を吸いつつも歯触りがよく、噛めば爽やかな香りを伴う。ピンク色の「あやめ雪」も人気品種。冬の足音とともに、柚子などのかんきつ類が出る。
オレンジ白菜
伝統ある業界に切り込む
切れば、鮮やかなオレンジ色。白菜という歴史ある世界の新星は、青臭みがなくファンが急増中。寒さにあたるとより美味しいが、畑に長くは置いておけないのが玉にきず。鍋はもちろん、サラダにも漬物にも、西洋料理にも。万能美味。
ブロッコリー
その勲章、美味しさの証
ブロッコリーの頭のあたりが紫色に。それは寒風に耐えた勲章です。寒さにあたり、そして採れたてのブロッコリーは甘い!聖夜の団らんにはもってこい。ところで、東京のお雑煮にはこまつ菜が不可欠。歳末のお買い物でお忘れなく。来年もよい年でありますように。
年や栽培方法によって異なります。
旬の最新情報は、店頭やSNSにて発信しています。